バイアグラで遅漏を治せるの?

男性の性的な悩みにはEDや早漏などが比較的多い悩みとして挙げられますが、中には遅漏と呼ばれる症状で悩んでいる方も多くいます。
この遅漏とは性行為を行ってから、射精をするまでの時間が長い、もしくはどんなに時間をかけても射精をすることができない症状を遅漏と呼びます。
遅漏は単純に射精までの時間が長い、もしくは射精できないというものではなく、実は深刻な事態になっている可能性を秘めた症状になります。
遅漏には大きく分けると2つのタイプがあり、1つは自慰行為では射精をすることができるタイプと、もう1つは自慰行為であっても射精をすることができないタイプに分かれます。
自慰行為で射精をすることができれば、問題ないのですが、自慰行為でも射精できない場合には射精障害が起きている可能性があります。
そして、この遅漏の治療として精力剤として最も有名なバイアグラを使用して治療を試みようとする方は非常に多いですが、では遅漏の治療にバイアグラは効果があるのでしょうか。

バイアグラの基本的な効果としては、血流を良くして男性器に血液が集まりやすくすることで、勃起をしやすくする薬になります。
また勃起をしても持続しないという場合にも効果的な薬なのですが、バイアグラの効能から考えると、遅漏の治療としてバイアグラは効果がないという事になります。

バイアグラは精力剤というイメージが強い薬ではあるのですが、実は血流を改善する薬といった方が正しく、あくまでもEDの治療に使う場合には高い効果を得ることができるというだけです。
ですので、性欲そのものを高める効果はありません。
遅漏はそもそも性欲が低いことで起こるケースが多いことから、性欲を高める効果のないバイアグラでは改善することが難しく、もしも有効なケースがあるとすれば射精できそうなタイミングで、勃起が持続しないようなケースだけになります。
結論を言うと、勃起が持続しなくて中折れをしてしまう事で射精できないタイプ以外の遅漏にはバイアグラは効果がないという事になります。

遅漏を治すには病院で相談するのが良い

基本的に治療としてバイアグラは効果がない可能性が高いですが、場合によっては効果がある事もあります。
その違いを見分ける為には、やはり病院でしっかりと検査をしてもらい、治療を進めていく必要があります。
また遅漏の中には射精障害といった深刻な原因が潜んでいる可能性もありますので、その点においても自己判断をして薬を服用するのではなく、医師の指導の下で治療を進めていく方が安全に、そして確実に治療を行うことができます。

では、実際に病院にいった場合には、どのような治療を行っていくのでしょうか。
まず遅漏の原因として最も多いのが自慰行為のやり方が間違っていることです。
様々な問診を行ったうえで自慰行為が原因となっていることが分かれば、まずは自慰行為のやり方を変えるように指導されます。
その他の原因で起こっている場合には、糖尿病などの慢性疾患によるものや肥満、うつ病、神経症などの精神疾患、心因性などの原因によって起こっている可能性が考えられますので、どの原因によって起こっているのかを診察によって特定して、特定後にはその原因の治療を行う事で、遅漏を改善することを目指していきます。

ただし、正式に遅漏と判断された場合には、この病気そのものを改善する薬は今現在では開発されていません。
先ほどお伝えをしたバイアグラが効果がある方もいるにはいるのですが、むしろバイアグラの副作用によって遅漏が起こる可能性も指摘されています。
ですので、軽はずみにバイアグラを服用して治療を使用としてしまうと、かえって症状が悪化する恐れもありますので、やはり大切なことは医師の指導の下で自分に合った治療を行っていくことですので、まずは恥ずかしがらずに病院で相談をしてみてください。