シルデナフィルのジェネリックはどんな種類があるの?

ジェネリックの種類について考える男性

日本でのシルデナフィル含有の医薬品の製造と販売は1999年に始まりましたが、この成分に対する物質特許の期間が2013年5月に終了し、1年後の5月には用途特許の期間も終了したことから、国内の多くの製薬メーカーがシルデナフィルのジェネリックを製造販売承認を取得した上で発売しています。
日本国内でのジェネリック医薬品の名称は、一般名、剤形、含有量、屋号の順に表記されています。
シルデナフィルのジェネリック品は、シルデナフィル錠50mg「屋号」などといったような商品名になり、ジェネリック品であることがすぐにわかるようになっており、屋号を見ればどこの製薬会社がつくったのかもすぐに判明します。
日本国内で今日までに発売されているシルデナフィルのジェネリック品の名称を屋号のみで述べると、2014年5月にトーワが発売されたのを皮切りに、8月にはYDとあすかの2製品、9月にはキッセイ、DK、TCK、SNの4製品、10月にはテバとFCIの2製品が発売を開始しています。
シルデナフィルのジェネリック品のうち、最も特徴があるのはトーワです。
この製品はOD錠となっており、口に含むと数秒から30秒程度で錠剤が崩壊します。
水やぬるま湯を使わずに錠剤を服用したいのであれば、トーワを選ぶと良いでしょう。
また、錠剤の見た目は、キッセイ、YD、あすか、FCIの4種類は先発品とほぼ同じ色となっており、FCIに至っては形も先発品とほぼ一緒です。
一方、SN、TCK、DK、テバの4種類はどれも薄いピンク色で丸い形をしており、先発品とはまったく異なる形状となっています。
しかし、シルデナフィルの含有量は先発品と全く同量であり、飲み方も一緒です。

シルデナフィルのジェネリック品の選び方は様々です。
例えば、製薬会社の国内での知名度を重視するのであればトーワ、キッセイ、あすかの中から、純国産品が良いのであればトーワ、YD、キッセイ、FCIの中から選ぶと良いです。
また、50mgでは多いと感じているなら25mgタイプを取り扱っているキッセイ、FCI、DK、TCK、SN、テバの6種類の中から選ぶか、ピルカッターで分割することができるトーワ、YD、あすかの3製品の中から選ぶと良いでしょう。
なお、SN、TCK、DKの3製品は、取り扱っているクリニックが限られているので注意が必要です。

海外のジェネリックはどんな種類があるの?

シルデナフィルのジェネリック品は、日本国内だけでもトーワ、あすか、YD、キッセイ、DK、SN、TCK、テバ、FCIの9製品がありますが、国外に目を向けると非常にたくさんの種類があることがわかります。
よく知られているジェネリック品は、インドの製薬会社によって製造されているシラグラ、ペネグラ、カベルタ、カマグラです。
これら4種類の医薬品の中には、日本製のジェネリック品にはない100mgタイプがラインナップに含まれているものもあり、外国製医薬品をつかって勃起不全治療をしている人の中には、あえて100mgタイプを購入し、自宅に届いたらピルカッターで2つに分け、50mgタイプの錠剤として用いている人が少なくありません。

シルデナフィルのジェネリック品の製造国で特に目立っているのはインドで、前述の4種類の他にもハードオンやゼネグラ、センフォース、スハグラ、アスランスなどと、たくさんの種類があります。
ここまで列挙したものはすべて外国製医薬品の通販サイトから注文をすれば個人輸入をすることができるほか、国内のクリニックの中にも医師の責任で処方している所があります。
また、日本でテバの屋号で医薬品を販売しているのは、イスラエルの製薬会社が日本のメーカーと設立した合弁会社ですが、このイスラエルの製薬会社はアメリカで先発品の製薬メーカーを相手にシルデナフィルに関する特許侵害訴訟を起こし、2013年12月に和解が成立しました。
アメリカではシルデナフィルの特許が切れるのは2020年4月の予定ですが、和解によって早ければ2017年中にも、イスラエルの製薬メーカーによるシルデナフィルのジェネリック品がアメリカでも発売される予定となっています。